中国の秘境、九寨溝を目指す自転車旅~15-18日目<九寨溝周辺観光編>~

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病院から退院したあとどうするか。

病院から薦められたのはここから車をチャーターして医師の付き添いのもと成都まで戻る。
もう一つの案は九寨溝までタクシーで行くもの。

 

かなり悩んだけれど結局九寨溝まで行くことにした。どんどん体調も回復していたことや九寨溝の標高がここより1000m近く低いこと、なによりここまで来たのに九寨溝に行かずに帰るのはあまりに寂しい。

九寨溝に行くには3500mの峠を越える必要がありとても不安だったけれど高山病は徐々に発症するということだったのですぐに下るならば大丈夫だと信じた。
そうと決まればこんな標高が高いところにいつまでもいることはない。退院して宿に戻るやいなや宿のお兄さんに車を手配してもらい九寨溝まで下りることとなった。

病院からはもらったバランスボールのような巨大な酸素ボンベを抱きかかえて九寨溝に向かった。市販のボンベは大きさに比べて酸素量が少なく心もとないが病院のはとても安心の大きさだった。

ただ病みあがりにヘアピンカーブはかなりこたえて、九寨溝に着いたときには入院目よりはるかに気持ち悪い状態になり、宿を見つけるのはとても大変だった。九寨溝にはユースホステルが集中しており、その中から目的のユースを見つけるのはなかなか大変。それでもなんとか予約していた九寨人家青年旅舎を見つけると僕はそのままベッドでばたんきゅ?
ちなみに運転手さんによると車で一気に高度を稼いでいるときに寝るのは一番危険らしい。

ところで九寨溝に行くまでの道はここまで走ってきた道とは違った雰囲気が漂っていて緑も多く、自転車で走れたらどんなに気持ちいいだろうと思った。ヤクを追っかけまわすのも楽しかっただろう。自転車で九寨溝まで行けなかったのはやっぱりものすごく悔しい。
だけどこれは神様の配慮だったのかもしれない。
九寨溝は4年前中国に2ヶ月だけ留学していたとき旅行したいと思ったのだが、チベット動乱があり今は危ないという学校からのストップで行けなくなった4年越しのあこがれの場所だった。今回旅行の準備を進めてきた中で、いくつもの困難を乗り越えつつ最後に3500mの峠を越えて九寨溝までたどり着く自分を何度も思い描いた。その達成感はきっととてつもないものだろうと思う一方で、大学を卒業して社会人になってからこれほどの感動は二度と味わえないのではないかと不安に感じることもあった。
そんな自分に対して「まだそこまでの達成感を味わうのは早いぞ、人生まだまだこれからだ、これからももっと頑張れよ」と神様が鼓舞してくれたのではないかと今は思う。
ただそうは言ってもこの悔しさは消えないので、自分は途中タクシーを使った茂県?ディエシー間を含め、九寨溝、さらには黄龍まで自転車で行く人が現れることを心から願っている。途中走りにくいところもあるけれど、状況は日々改善されており自分が走った実感として成都から九寨溝までは十分走れる。道は開いたと思うので是非将来誰かにおそらく日本人ではまだ誰も成し遂げていないであろうこの区間の走破を達成してもらいたい。実はそれが失敗も多々あったこの日記を僕が残した理由でもあるのです。もしチャレンジしたい方がいたら、僕に連絡してください。
自分以外の二人は高山病にかかっていないので事前に富士山に登るなどして高山病に強い体質かどうか確認できたら、無理のない日程で走ればいけると思います。

横になっているとだいぶ元気が出てきて4日ぶりのシャワーは極楽だった。
この日は何もせず宿でのんびりして翌日から九寨溝を観光することにした。
といっても帰国便まで5日あったのでギリギリまで僕の体力を回復させることになった。
まず次の日はGくんが一人で九寨溝をまわる。元陸上部で体力自慢の彼は50kmほど歩き回ったらしい。ただ、この日はパラパラ雨が降っていた。
僕のこの日の写真は左の写真くらいだ。病院では同じ麺ばかり食べていたので久しぶりのご飯を楽しもうとおいしそうな店を探していると「龍抄手」という店を発見した。ここの看板には陳麻婆豆腐とも書いてあった。
九寨人家旅舎の壁に麻婆豆腐、湯エンなどと書いてあり成都を思い出し、とても食べたくなったのだが、今はシェフが帰郷しているらしくやっていないということでむしょうに麻婆豆腐が恋しいタイミングだった。
そんな僕に対し、陳麻婆豆腐だと? 食べるしかないでしょう
しかし、そこで食べた陳麻婆豆腐は名前ばかりのものであの日の衝撃とは比べ物にならないものだった。でも湯エンはけっこうおいしく何よりメニュー数が多かったので、また来ようと思った。

町の風景。

次の日はY君が一人で九寨溝をまわる。YくんもGくんに触発されたらしく、20kmほど歩いたらしい。ただ、この日も小雨。

この日の夜はまた「龍抄手」で。
酢豚、羽根つき餃子、そしておこげを食べた。
見にくいけどおこげは左奥です。
おこげは前日にこの店のメニューで見てからずっと食べたかったのだがこれが大当たり。おこげの部分がサクサクしてて生姜のきいたあんとよく合う。しかし、この料理、寿命も短くテーブルに出てきてから2分ほどで珠玉のサクサク感は失われてしまう。その後もおいしいのだが始めに食べたあのサクサク感のあとではとても物足りなく感じてしまう。
餃子もパリパリでおいしかったけど一つだけ不満が。
辛いものがない。これまで毎日のように辛いものを食べてきた僕らは一日のなかで一度も辛いものを食べないと調子がでない体になってしまった。おなかを壊しても辛いものを食べないと食事をした気になれない。明日は朝から辛いものを食べようと三人で決意した。

翌朝の麺。名前は忘れてしまったけどおいしそうだった。
まあとりあえず見るからに辛いから合格。

このあたりでは定番の牛肉麺。
蘭州牛肉麺といって、台湾の方で食べるのとはまた少し違うようだ。なかなか辛い。

ここで中国の宿事情について軽く説明しておきます。
中国の宿は基本ツイン。
ただし、ユースホステルではトリプルの部屋もあることが多い。でも一人当たりの値段はツインと同じくらいでおそらく部屋の大きさもツインと同じくらいだと思う。
多くのホテルでもツインの部屋にベッドを増やすことが出来る。この場合も一人当たりの値段はツインのときとあまり変わらない。
僕たちは前半国際酒店によく泊まっていた。ここは中国での3星以上に相当するホテルだが、日本円でおよそ1500円ほどで一泊できる。部屋はなかなかきれいだけど実はお湯がしばらくの時間出なかったり、トイレが臭かったり、見えるところでシーツを干したり、枕を忘れていたりタオルやシーツを変えてくれなかったりと細かいところでじわじわとストレスがたまる感じだった。。
ちょっとしたところでああ日本の宿っていいなあと思う。
でもお湯が出ないことも枕がないこともタオルやシーツの交換もこちらがお願いしたらやってくれる。まあ中国だからしょうがないかとあきらめればストレスもあまりない。。。と思う。
あとネット環境については8日目に書いたようにフリーWifiはないけどWifiルーターがどこでもつながった。
まあ国際酒店でも日本と比べて2分の1から4分の1の値段で泊まれるのだからよしとしよう。
おそらく1万円もするような五つ星ホテルだったらこのへんのストレスもないと思います。
それと川主寺で泊まった一泊500円の宿でも部屋のきれいさもサービスもあまり変わらなかった。序盤は外国人が泊まれないのでは、すごく汚いんじゃないかと思っていたけど全然大丈夫でした。おそらくそういう宿は各地にあると思うので泊まる前にまず部屋を見せてもらって、トイレ、シャワーを確認して大丈夫ならとまってみればいいんじゃないでしょうか。

シャワーとトイレ
トイレとシャワーが一応区切られているところが多かったけどそうでないところもいくつかあった。

宿のお姉さんに勧められた乗馬の出来る中査溝という場所にやってきた。
ここにはチベットの古い家が残っていて風光明媚な場所だった。

伝統的住居

乗馬受付
一人1時間100元のところ90元にしてもらう。

僕が乗った馬とその案内人。

馬から見た景色。

馬からの景色

山道を登る。
僕のおばあちゃんの家の周りととても良く似た雰囲気だった。

さっきからよく見かけるカラフルな何か

チベット文字で色々書いてある。
書いてある内容はどの色のものも同じだった。

ここで、案内の人がひとつながりになっている紙の束とバラバラになっている紙の束、線香のセットを渡してきた。この紙の束は友人との仲が永遠に続くように、であったり家族が健康でいられるようにといった願いがこめられたもののようだ。まず線香をさして、その後別の紙の束を願いを叫びながら空に向かってぶちまける。その後ひとつながりの紙の束を友人のと結ぶ。これで完成。
このカラフルな紙はタルチョと言うらしい。今までチベット族の地域で見たことは何度かあったけどその正体がわからなかったのでどうお祈りするのかも含めていい勉強になった。
ちなみに一人50元。僕らはそんなに高いと思わなかったけど一緒に来てた中国人二人組はかたくなに拒んでいた。
まあ僕ら信心深いんで

ここに住む人たちが誇りに思っているという草原地帯。
両側に高い山が見えて天気も澄み始めてなかなかよかった。

白いヤク
珍しいけれど乗るのは一人20元かかるということで乗らなかった。
写真が取れればそれでいいので。

ん?乗らんでイイの?ほんとにイイの?

ここから案内の人が馬から手を離したのでかなりスリルがあって楽しかった。ときどき馬が急に走り出す。
景色も想像よりきれいで思ったより楽しかった。

どんどん晴れてくる。九寨溝に来てから一番の晴れだった。明日も晴れますように。
遠くに見える白い家がこのあたりで一番古い家らしい。

おじいちゃんと孫のピクニック。おうちから持ってきたお弁当を美味しそうに食べていたお孫ちゃん。とってもかわいい。

棚田。この標高でもコメをつくってるのだろうか?

本日もう一つのイベント
美女と踊りながら羊やヤクの焼肉や伝統的なお茶、お酒を楽しむ。要するにチベット文化を体験しようということ。
これが100元というのはなかなかおいしいと思ったけれど。。。

美女はともかく、進行のお兄さんがうるさくてその場にいる全員に大きな声を出すのを強要する。大声を出さないと肉を出さないぞと脅す。踊りもあまり見られなかったし特に変わった踊りではなかった。。
結局2時間のプログラムのうち1時間半ほどゆでたジャガイモやきくらげだけでねばられる。皆けっこうイライラしてた。まあ最後に出たヤクは一人一切れだったけどやわらかくておいしかった。

このお店のトイレ
日本語と中国語とチベット語?が混ざったブランド名。
なんて書いてあるのかは全く分からない。それと前々から疑問なのが、なぜ中国のトイレの押しボタンは陰陽道のような形をしているのだろう?

ついに明日は三人で九寨溝をまわる。この場所に4泊もしながらまだ九寨溝に行っていない観光客と言うのもなかなかいないと思う。これまで何人もの人にもう九寨溝に行ったかと聞かれ、彼は一昨日行って彼は昨日行って僕はまだ行ってないと説明するとことごとくみんなきょとんとしていた。
明日とうとう九寨溝にいける喜びと、長年の悲願だった憧れの地に足を踏み入れる緊張と、晴れてくれるかどうか、高山病は大丈夫かという不安で全然眠れなかった。外に出て星が見えないかと思ったが、月しか見えなかった。

明日は晴れますように。

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