中国の秘境、九寨溝を目指す自転車旅~10-15日目<川主寺編>~

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5日分の旅行記をまとめましたのはネタが少なかったからです。
旅はここから急展開を迎えます。

 

これは宿の写真。
高山病を防ぐために一番大事なのは高度を徐々に上げて行くことと聞いていたので「標高3100mのこの地で3泊して英気を養ってから標高4000mの峠を越えて黄龍を目指す」という作戦にしていた。

しかし、日を経るごとに体調は悪くなるばかり。。
それでも頭痛や寒気など高山病らしい症状は出ず吐き気がしただけだったので寝てれば回復するかなあと考えていた。

ところが。。。

目が覚めたとき、ともに旅行していた二人だけでなく見たこともない人たちが心配そうに僕を見つめていた。

そう、僕は知らぬ間に病院に運ばれていたのだった。
ぼーっとしていてほとんど何も考えられない状態だったけれど僕がそのとき気になったのは「今何時?」ということだった。
「9時」という答えを聞いてそのまま眠りについて半日ほど経ったつもりで起きてまた時間を聞くと「9時」という答えが返ってきた。
全く時間が進んでいなかった。
走馬燈のようにいろんなことが一瞬の間に頭の中を駆け巡るなかで、「ああこのまま俺は死んじゃうのかな」と思い再び眠ると今度はちゃんと翌日まで寝ていることができた。入院中こうした不思議な経験はいろいろあった。

ここまでに自分に起きたことを聞いたままに記す。
自分は全く意識がなかったため、一緒にいた二人からの話以外に事実を知る術はないのだ。。

寝ていた僕が急にうめきだしたため、これはまずいと思った二人が宿のお兄さんと一緒に薬局に使えそうな薬を買いに行ってくれた。そして帰ってくると、僕はあおむけになって動かなくなっていた。
そのときの様子としては「目を開けたまま寝ていた」、「息をしていなかった」、「顔が変態みたいだった」など不本意なものも含めて、かなり怖ろしい証言がいくつもあった。これは病院に連れて行ったほうがいいというお兄さんの判断で救急車を手配して、三人がかりで車に乗せ病院に搬送してくれた。
そこからは病院のイケメンお兄さんがテキパキと作業してくれた。
まずレントゲンを撮ることになったらしいのだが、ここでは撮影前に看護婦さんとお医者さんが逃げるように撮影室から出て行き、取り残された友人二人がお医者さんの指示に従い胸に手を当てようとする僕の手をどけたりしながら何とか写真を撮ることができた。そのレントゲンを見てみると僕の肺は真っ白、つまり水でいっぱいの状態だった。高地肺水腫という名前で溺れているような状態で呼吸が出来なかったようだ。その後は点滴を打ってしばらくすると意識を取り戻したということ。

書いていてものすごく怖いなと思ったけど今はすっかり体調回復してるのでご安心ください。

自分でももちろん事前に高山病の対策のようなものは読んでいたし、自転車でアンデス山脈を登った人のブログもいくつか読んで勉強したつもりだった。自転車は車に比べて標高の上がり方がゆるやかで高山病になりにくいというのも聞いたことがある。高山病の天敵といわれるお酒も一切飲まなかった。水はもう少したくさん飲んだほうがよかった気はする。念のために養生を兼ねて連泊していた宿で三日目に症状が深刻化するとは全く想像していなかった。とはいえ、発祥してしまったのはやはり勉強不足だったのか。今振り返ってみてもどうすればよかったのかは分からない。ただ、川主寺に着いた頃はまだ比較的元気だったのでその時に黄龍まで行ってしまったほうがよかったような気もするけれどもっと悪化していたかもしれない。あるいは一旦、少し標高を下げた位置まで戻るのが得策だったのかもしれない。川主寺の空気の悪さも一因だったようにも思う。あと二人の仲間を連れて不安要素の大きな旅を続けてきて、心身ともに限界だったというのも正直ある。

とにかく話を戻そう。次の日起きてまだぼーっとしていたとき、Gくんが「なんか宿のお兄さんに田舎の医者は腕が悪いから気をつけろよって言われたんだよね」とYくんに話しかけていた。いや怖いわ。

ここで中国の病院の特徴についていくつか説明する。
朝起きたとき二人とも宿にいてくれたのだがこれは中国の病院では当たり前のことのようだ。中国では看護婦さんは患者の面倒をほとんど見てくれず付き添いの人が一日中看病するものらしい。付き添いがいない人はどうするのだろうか。自分の場合は二人が交代で夜勤をしてくれた。二人ともとてもやさしくてこんなイケメンが世の中にいるのかと心底感動した。

これからはもっと友達を大事にしようと心に誓うのであった。

ごはんも病院では出ないため、二人が交代で買ってきてくれた。

薬に関してはいつも前払い。病室代は一泊20元ほどとかなり手ごろなので病院は薬代で稼ぐらしい。薬代が手元になくなったらどうするのだろうか。
色々気になる点が残る中国の病院だが、今回の自分は幸いなことにどちらも問題なかった。4日間入院して2500元ほどかかった。

3日目に久しぶりにトイレに行けた。ずっと寝てたため体に力が入らず一歩一歩踏みしめるようにしてふらふらになりながらも何とかたどりついたトイレ。

 

ここで再び対面した「上前一小歩 文明一大歩(この一歩は小さな一歩だが文明にとって大きな一歩だ)」という言葉は松坪溝で見たときとは違いとても感慨深かった。当時の僕にこれほどささる言葉があっただろうか。

余談だが、隣の病室にはどう見てもやくざな人や民族衣装を着た人やきれいなお姉さんたちがたくさん来る大親分のような人が入院していてこの人が一体何者なのかとても気になり看護婦さんにも聞いたけど看護婦さんも知らなかった。結局きっかけがなく最後まで何者なのか分からずじまいだったことは今でも心残りだ。

宿から病院に来るときにGくんが見つけた看板
どうしてこんな日本語になったのか分からない。実は韻も踏んでいる。秀逸。

そうこうしているうちに、点滴がみるみる効いて4日目の朝に退院できた。
最初は心配してたけどいい病院でした。

ナースステーション

病棟

僕を運んでくれた救急車

この方がイケメンのお医者さん
二人が病院に着いたばかりでアタフタしていたときにテキパキと作業しながら励ましてくれた。
ごはんを早めに切り上げて診断書を書いてくれた。
最後までイケメンだった。
Gくんはこのお医者さんに軽く恋をしていた。

お世話になりました。

合計5泊した川主寺の宿。
泊まる前は恐いといっていたお兄さんもとっても頼れるいいアニキでした。
右手のお姉さんはけっこう天然でお兄さんととてもいいコンビだった。

お姉さん「日本から自転車で来たの?」
お兄さん「ばか、途中に海があるだろ」
お姉さん「あっそっか」

別れ際にお兄さんがいつも首からぶら下げているたャラジャラしたものを3人にくれた(これがお兄さんを悪い人に見せているのだが)。
お兄さんの口癖「おれは自分と同じくらいの年のやつはみんな友達だと思っている」

お金をためたら日本に遊びに来るそう。待ってます
本当にお世話になりました。
これから日本らしいものを送る予定。(無事手紙付きで送れました。)

今回の旅行記は少し危ないものでしたが、おそらくベテランの同行者が解決するものと思いますので、皆さんもしバス旅で九寨溝に行きたいと思われたらオーダーメイドのツアーで行かれることをお勧めします。

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